R6年度 浄化槽ナビゲータ認証機構研修会を札幌にて開催
令和6年9月26日にホテルマイステイズ札幌アスペンにてNPO法人浄化槽ナビゲータ認証機構の2024年度研修会を開催いたしました。
研修会では特定非営利活動法人 日本トイレ研究所 代表理事 加藤 篤 様による「災害時のトイレ対策~能登半島地震のトイレ事情を踏まえて~」をテーマに阪神淡路大震災時の避難所のトイレ事情と昨今の避難所におけるトイレ事情の変遷と今後求められる災害時のトイレ対策についてを能登半島地震の避難所の事例をもとに最新の活動情報もまじえてご講演頂きました。
また、東洋大学理工学部都市環境デザイン学科 山崎宏史 教授より「災害時におけるトイレシステムを考える~生活排水処理の視点から~」をテーマに生活排水処理の変遷に触れながら被災時のトイレシステムの在り方について、周辺技術の動向と浄化槽の活用性をまじえながら、ご講演頂きました。
そして、環境省 環境再生・資源循環局廃棄物適正処理推進課 浄化槽推進室長 沼田 正樹様より「浄化槽行政の課題と今後の方向~台帳整備と維持管理の徹底」をテーマに、今後の法整備の準備状況や最新の課題に触れながら浄化槽行政の動向についてご講演頂きました。
本研修会は全国から多数の参加者が集まり、質疑・意見交換では各地域での課題を踏まえ活発な議論が展開されました。